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不織布マスクに関する報道に対する弊社の意見と対応
FTH・杉乃やで取り扱っている、杉乃やオリジナル・抗ウイルス / カラフルステッチマスクに
関する内容の明示と、現在報道されている内容に対する意見は以下の通りです。
当該マスク研究成果資料 豊橋技術科学大学 201015kisyakaiken.pdf (tut.ac.jp)
1.マスクの役割の共通認識について
マスクを利用したコロナウイルス感染対策は「吐き出し」と「吸い込み」の2つのパターン
を想定し、飛沫に限定した評価となっています。
※豊川技術科学大学HP資料より引用
2.不織布マスクと布マスク、ウレタンマスクの比較
豊川技術科学大学・飯田教授が行った、マスク性能シミュレーションにより不織布マスクが断トツ
で優れていて、弊社製造・販売するマスクを含め、不織布マスク以外は使用に値しないとの解釈が
医療機関でも行われていることに対し、以下の通り意見を表明します。
① マスク本体からの吐出し量と吸引量について
研究発表された富岳による解析結果として、不織布マスクを介して吐き出しす量は20%、吸い
込み時は30%となり、吐き出し時は顔とマスクの隙間から80%息が漏れても大丈夫だとしても
吸い込み時にマスクを介さないで吸い込む量が、70%であるとすれば布マスクやウレタンマスク
よりも感染リスクが高くなるものと考えられます。
これは、あくまで飛沫を対象とした評価に過ぎず、コロナウイルスの吸引リスクを対象とした評価
ではありません。
※豊川技術科学大学HP資料より引用
② 富岳による解説結果とマスクとしての安全性評価
今回の問題のポイントで注目すべきは吸い込み時の評価で、吸い込み時は顔とマスクの隙間に
依存しているとされています。
※豊川技術科学大学HP資料より引用
③ 評価対象の大きさ比較
評価対象の不織布マスクの繊維系は0.5μm~10μmであるものに対し、ウイルスの大きさは
0.1μmですので、マスクでウイルスをブロックできる可能性は低いと考えられます。
※マスク工業会HPより引用(一部加工)
3.不織布マスクが最適である報道のまとめ(ウレタンマスクはダメであるか?)
以上の情報から、飛沫を受ける場合のマスクの効果を考える場合は、マスク自体にコロナウイルス
を不活性化させる機能で必要があり、単純にブロック機能だけを積み重ねますと、長時間マスクを
利用した場合には、飛沫の中の水分量が低下しますとウイルス単体となってしまい、0.1μmの
大きさになり、マスクでブロック出来ず呼吸時に口腔内や肺に入り込むことになります。
まして、医療機関のようなウイルスキャリアが多いと想定される場所では、ウイルスを取り込んで
しまう機会が非常に多くなり、感染確率がグッと上がることが考えられます。
その為、マスク単体でウイルスブロックを行う考え方は危険と考え、マスクには抗ウイルス性能が
求められるものと解釈し、飛沫を受けマスクに付着した瞬間からウイルスが不活性化する機能を
有する素材で作られた、杉乃やオリジナルマスクを発売させて頂きました。
※不活性化はマスクにウイルス付着時点から約10分程度要します。
(飛沫中の水分が減少し、ウイルスのみになる時間は5~10分と推定)
商品概要 https://futec-hd.net/free/karafuru-sutechi
本お知らせに関するご理解を賜りますようお願い致します。
杉乃や業務グループ